スペイン巡礼(フランス人の道・サリアスタート)1日目:サリア~ポルトマリン
1日目はサリアからポルトマリンまでの22kmです。
早朝6:30ごろ出発しました。
周囲は暗いです。黄色い矢印をたどって町の外に出ます。
↑早朝のサリア(旧市街)
この後、しばらく真っ暗な森の中を歩きました。ライトが無いと全く周りが見えません。
しばらく歩いていると周りが明るくなって来ました。これが7:30ぐらいです。
↑7:30ぐらいの明るさ。これぐらいになるとライトは不要。
黄色い矢印ですが、思っていた以上に数が多く、道で悩むことはほとんどありませんでした。
↑道中の黄色い矢印
おそらくトウモロコシだと思いますが、この畑が至るところに広がっています。
↑トウモロコシと思われる畑
矢印はおもに石碑のような公式のものと、ペンキでざっくり書かれたものが多いのですが、中には貝殻で作ったおしゃれな矢印もあります。
おそらく、家主の粋なはからいと思われます。
↑貝殻の矢印(食料品店の壁)
道中でホタテの貝殻を売っているお店を発見したため、購入しました。
ホタテに紐を通しただけのシンプルなものから、絵が描いてあるかわいらしいものまでいろいろありました。
価格は1ユーロ~3ユーロぐらいだったと思います。
↑道中の売ってたホタテ群
1番安い1ユーロのホタテを購入しました。
↑購入したホタテ(1ユーロ)
途中の小さな町や山道では牛のフンが大量に落ちていました。
飼っている牛を飼育場から放牧場まで移動させる途中で落としていったものと思われます。
↑牛がたくさんいました。
↑青い空と牛のフン(かなり少ない方)
そうこうしているうちに12:00前にはポルトマリンにつきました。
以下は有名はポルトマリンに入るための橋です。
↑ポルトマリンに入るための橋
↑ポルトマリンに入ってすぐにあるオブジェ
ポルトマリンの公営アルベルゲ
公営のアルベルゲは13:00から受付開始です。着いて少し時間を潰した後に向かいました。
場所は町の中心にある教会の裏手で新しい建物です。
↑町の中心にある教会
↑公営アルベルゲの正面。左側に見えるキャラクターが公営アルベルゲのマーク。
受付でクレデンシャルとパスポート、料金(6ユーロ)を支払うと部屋番号が書かれた紙を渡されます。
ここのアルベルゲはベッドの指定はなく、部屋番号だけの指定で、ベッドは残っているうちから好きなところを選んでとのことでした。
部屋内をよごさないために、移動靴は棚に置きます。
どこのアルベルゲにも靴置き場はありました。
↑靴を置く棚
部屋の中は2段ベッドが並んでいるだけです。
↑ベッド群
受付時に紙の枕カバーとシーツをもらえます。セットすると以下のようになります。
紙のため、これだけだとかゆくなりそうです。
↑ベッドに紙の枕カバーとシーツをセットした状態
そのため、この上に寝袋を敷いて寝ます。
昼食
今日はレストランでランチを食べました。「MENU DEL DIA」(今日のメニュー)と書かれた黒板が店の前においてあり、ランチの中身と値段が書いてあります。値段は概ね10ユーロで、1品目(前菜)と2品目(主菜)を複数の選択肢から選びます。
お酒は料金に含まれる場合と別料金の場合があります。このお店ではお酒とパンは料金に含まれていました。
↑1品目のパスタ
↑2品目のサーモン焼いたやつ
おいしかったです。
洗濯
食事が終わったら、アルベルゲに戻ってシャワー&洗濯をしました。
私は着替えを3着分しか持っていないため、その日着たものはその日に洗うことにしていました。
アルベルゲには洗濯機が着いているのですが、値段が高い(確か洗濯3ユーロぐらい、乾燥4ユーロぐらい)のと、台数が少ない(120人ぐらいのキャパに対して洗濯機と乾燥機が1台!!ずつ)ため、手洗いしました。
洗剤は日本から旅行用の小分けになったものを持参しました。無くても現地のスーパーで調達できます。
↑アルベルゲの敷地内の干すスペース
干すスペースと洗濯紐はどこのアルベルゲにもありました。洗濯ばさみは有るところと無いところがあります。
私は洗濯ばさみを持って行きました。
その他
初日は途中から足が痛くなり、水ぶくれも2箇所できました。普段歩きなれていないため足の裏がまだまだ弱い証拠です。
水ぶくれについては、潰してはだめなようです。直りが悪くなるようです。
熱傷/水疱の処置〜湿潤環境管理, 疼痛管理, 穿刺するか水疱蓋を切り取るか, 外用薬, 被覆材〜 | Antaa
夕食は節約のためにスーパーで買ったパンとソーセージをビールで流し込みました。
ちなみにスーパーだと350mlのビールが0.3~0.7ユーロぐらいで買えます。
(1日目以上)